キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)|申込の71%は「特典がなければ申し込まなかった」

当研究所の調査結果は、出典を明記していただければ引用・転載を歓迎します。
出典表記の例:「ポイ活・家計データ研究所『(調査名)(実施年月)』」。
グラフ画像はそのまま転載いただけます。

キャンペーンや特典を目的に金融・ポイ活サービスへ申し込んだ経験がある297人に、申込の動機、特典の条件達成、付与の遅れ、その後の利用状況を聞きました。
申込の71.0%は「特典がなければ申し込まなかった」一方で、特典を受け取った後も8割以上がサービスの利用を続けています。
条件未達は2.0%にとどまり、それより多かったのは「達成したのに未付与・判定中」(7.1%)でした。
付与の遅れを経験した人の23.1%は、問い合わせずに諦めています。

目次

この記事の監修者

高橋禎美 ファイナンシャルプランナー

CFP®認定者。「orange y’s」代表として、投資初心者の女性を中心にマネー相談・セミナー・執筆を行う。
NISA・iDeCoなどの資産運用、貯蓄・節約、家計管理が専門で、生活者目線のわかりやすい解説を得意とする。
カラーアドバイザーとしてファッションコンサルティングも手がけ、「お金もおしゃれも手に入れたい女性」を応援している。
ORANGE Y’S 代表
保有資格:CFP®認定者(日本FP協会 認定番号 J-90296560)
サイト:https://orange-ys.com/

調査概要

項目内容
調査主体ポイ活・家計データ研究所
調査方法クラウドソーシング(クラウドワークス)を用いたインターネット調査
調査日2026年9月22日
調査対象18歳以上で、直近2年以内(2024年9月以降)にキャンペーンや特典を目的に金融・ポイ活系サービスへ申込・登録した方
有効回答数297件(回収300件から確認設問の誤答1件、対象外2件を除外)
設問数25問(選択式24問・自由記述1問)
対象ジャンルクレジットカード/証券口座/銀行口座/QRコード決済・キャッシュレス還元/ポイントサイト経由の案件/アプリ登録・招待コード/ふるさと納税/通信キャリア乗り換え(MNP)
調査報告書・結果一覧キャンペーン参加行動に関する実態調査_2026年9月_調査報告書.pdf

回答者の属性(n=297)

属性内訳
性別女性52.2%、男性47.5%、回答しない0.3%
年代20代以下9.4%、30代32.7%、40代36.7%、50代16.8%、60代以上4.4%
職業会社員・公務員50.2%、パート・アルバイト13.1%、自営業9.4%、専業主婦・主夫9.1%、フリーランス8.4%、無職・その他7.7%、学生2.0%
ポイ活の頻度ほぼ毎日56.6%、週に数回29.0%、月に数回10.8%、ほとんどしない3.7%

回答者の85.6%が週に数回以上ポイ活をしており、ポイ活に積極的な層の回答です。
日本全体の平均像ではなく、「キャンペーンを使いこなす層の行動」として読む必要があります。

データ処理のルール

  • 「最も最近に申し込んだジャンル」の設問では、選択肢から「銀行口座」が欠落していました。
    このため、申込経験に「銀行口座」を含む回答者が同設問で銀行口座の位置にあたる選択肢または「その他」を選んだ場合(14件)は「銀行口座」として集計しました。
  • 置換後の「銀行口座」は14件、「証券口座」は19件、「通信キャリア乗り換え」は19件、「ふるさと納税」は10件と少なく、ジャンル別の数値はnが20未満のジャンルを参考値として扱います。
  • 割合は小数点第1位で四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

サマリ(主要な結果)

  1. 申込の71.0%は「特典がなければ申し込まなかった」。
    アプリ登録・招待コードは88.1%、通信キャリア乗り換えは78.9%、ポイントサイト案件は72.7%、クレジットカードは72.2%。
  2. 申込の37.7%はポイントサイト経由。
    公式サイトから直接(44.4%)に次ぐ入口で、比較サイト・ブログ経由は2.7%にとどまる。
  3. 特典額は5,000円以上が42.8%。
    通信キャリア乗り換えは52.6%が10,000円以上、QRコード決済とアプリ登録は6割以上が3,000円未満。
  4. 条件未達は2.0%、「達成したが未付与・判定中」が7.1%。
    注意書きを「ほとんど確認しなかった」層の未達率は8.3%で、細かく読んだ層(0.0%)との差が出た。
  5. 付与まで1か月以内は47.8%、3か月超(未受取含む)は16.8%。
    通信キャリア乗り換えは52.6%が3か月超。
  6. 付与されない・遅れた経験は17.5%。
    そのうち61.5%が問い合わせ、23.1%が何もせず諦めた。問い合わせた人の72.0%は最終的に特典を受け取っている。
  7. 受取後に「放置」「解約」は16.5%。
    理由の1位は「特典を受け取れたので用が済んだ」(59.2%)。
  8. 「改悪」を理由にした解約・乗り換えは18.2%が経験。
    クレジットカード(6.7%)とアプリ登録(5.4%)が多い。
  9. 次に申し込む最低ラインは「5,000円以上」が最多(24.9%)。
    特典額以外では「条件が簡単」(74.1%)「年会費・手数料が無料」(68.7%)が重視される。
  10. 直近1年の特典獲得額は5,000〜30,000円が6割。
    ポイ活を「ほぼ毎日」行う層は申込の75.0%が特典目的。

1. キャンペーン目的で申し込んだ割合

キャンペーン目的で申し込んだジャンル

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)1

直近2年以内にキャンペーン目的で申し込んだ人は、以下のジャンルで3割を超えました。
・クレジットカード(39.7%)
・ポイントサイト経由の案件(36.4%)
・QRコード決済・キャッシュレス還元(34.0%)
・アプリ登録・招待コード(33.7%)

1人あたり平均2.07ジャンルで、62.3%が2ジャンル以上に申し込んでいます。

キャンペーン目的申込の71.0%は「特典がなければ申し込まなかった」

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)2

最も最近の申込1件について「特典がなかったら申し込んでいたか」を聞くと、
・特典がなければ申し込まなかった(71.0%)
・特典がなくても申し込んでいた(18.9%)
・わからない(10.1%)

ジャンル別では、
・アプリ登録・招待コード(88.1%)
・通信キャリア乗り換え(78.9%)

で特典依存が特に高くなっています。

特典がなくても申し込んでいた人が、
・QRコード決済(61.0%)
・証券口座(52.6%、n=19)
・銀行口座(50.0%、n=14)

と4人に1人から3人に1人おり、もともとの利用意向がある人がキャンペーンを機に動いた割合が相対的に大きいと言えます。

ポイ活の頻度が高い人ほど特典依存が強く、
・「ほぼ毎日」ポイ活をする方のうち75.0%
・週に数回の方は72.1%
・月に数回の方で56.2%
・ほとんどしない方の45.5%
が「特典がなければ申し込まなかった」と答えました。

2. 申し込みに効く特典の種類と金額

申し込みはどこを経由したか

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)3

申込の入口は
・サービス公式サイト・アプリから直接(44.4%)
・ポイントサイト(モッピー・ハピタス等)経由(37.7%)

で、この2つで8割を占めます。
・友人・家族の招待コード(5.4%)
・SNSのリンク(3.7%)
・比較サイト・ブログのリンク経由(2.7%)

と続きます。

ちなみにクレジットカードに関しては、
・公式から直接申し込みが55.7%
に対して
・ポイントサイト経由が32.9%
・証券口座は47.4%対42.1%
と、金融口座系では3人に1人から半数近くがポイントサイトを通して申し込んでいます。

申込の37.7%は「ポイントサイト経由」

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)4

決め手になった特典の種類は
・共通ポイント(37.7%)
・ポイントサイトのポイント(32.3%)
・現金・キャッシュバック(17.8%)

でした。
クレジットカードとQRコード決済では共通ポイントが半数を超え、通信キャリア乗り換えでは現金型が36.8%を占めます。
銀行口座(n=14)では
・現金・キャッシュバック(28.6%)
・預金金利の上乗せ(28.6%)

が同率で並び、金利型のキャンペーンが動機になるのは銀行口座に限られます。

受け取った特典は「5,000円以上」が42.8%

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)5

特典額(見込み含む)は
・5,000〜10,000円未満(23.6%)
・1,000〜3,000円未満(23.2%)

の2つの山があり、
・5,000円以上は42.8%
・10,000円以上は19.2%

でした。

ジャンルではっきり分かれ、
・通信キャリア乗り換えは52.6%が10,000円以上
・クレジットカードは68.4%が3,000〜10,000円

の帯に集中します。
一方で
・QRコード決済(63.4%)
・アプリ登録(61.9%)

は6割以上が3,000円未満で、少額でも動くジャンルと高額でないと動かないジャンルに二極化しています。

3. 条件未達とその理由

特典の付与条件は達成できたか

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)6

最も最近の申込について、特典の付与条件を
・「達成して受け取った」は85.5%
・「達成できなかった」は2.0%

にとどまり、それより多いのが
・「達成したが特典が未付与・判定中」の7.1%
でした。
条件を満たせないことより、満たしたのに受け取れていない状態の方が起きやすくなっています。

ジャンル別では
・クレジットカード(93.7%)
・QRコード決済(92.7%)

は9割以上が受け取っているのに対し、
・ポイントサイト案件は12.1%
・通信キャリア乗り換えは21.1%
・証券口座は10.5%
が「達成したが未付与・判定中」
でした。

・銀行口座(n=14)は「まだ条件達成の期間中」が21.4%
と多く、入金・残高維持の条件が長期にわたることを反映しています。

未達は2.0%、「達成したが未付与・判定中」が7.1%

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)7

申込前に付与条件を
・「細かい注意書きまで読んだ」人は48.8%
・「主な条件(金額・期限)だけ確認した」が46.5%
・「ほとんど確認しなかった」は4.0%

未達率は確認度で差があり、
・細かく読んだ層は0.0%
・主な条件だけの層は3.6%
・ほとんど確認しなかった層は8.3%(n=12)

でした。

一方で「達成したが未付与・判定中」は細かく読んだ層でも9.0%あり、条件を読み込んでも付与の遅れは避けられていません。

達成できなかった・受け取れなかった理由を答えた15人(全体の5.1%)の内訳は、
・利用額・入金額の条件に届かなかった
・期限内に条件を終えられなかった
・理由がわからない・説明がなかった

が各3人、
・エントリーを忘れた
・受取手続きを期限内にしなかった

が各2人。

人数は少ないものの、金額や期限の未達と同じくらい「理由が分からない」が挙がっています。

4. 特典未受取・付与の遅れ

申し込みから特典を受け取るまでの期間

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)8

申込から特典を受け取るまでの期間は
・1か月以内(47.8%)
・1週間〜1か月(30.0%)
・1〜3か月(30.6%)

が中心、その一方で
・3〜6か月(6.1%)
・6か月以上(1.7%)
・まだ受け取っていない(9.1%)

と3か月を超えても受け取っていない人が合わせて16.8%います。

付与の速さはジャンルで大きく違います。
・アプリ登録(83.4%)
・QRコード決済(80.5%)

に関しては8割が1か月以内に受け取っています。

クレジットカードは「1〜3か月」が40.5%と最多で、利用条件の達成後に付与される仕組みを反映しています。
通信キャリア乗り換えは受け取っていない人を含めると3か月超が52.6%にのぼります。
・ポイントサイト案件(18.2%)
・銀行口座(28.6%、n=14)
は「まだ受け取っていない」が目立ちます。

17.5%が特典が付与されない・遅れた経験あり、そのうち23.1%は「問い合わせずに諦めた」

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)9

特典が「付与されない・遅れた」経験がある人は52人(17.5%)。
ジャンル別では
・ポイントサイト案件が34.8%
と突出して高く
・アプリ登録(21.4%)
・証券口座(15.8%)
・銀行口座(14.3%)

・クレジットカード(8.9%)
が続きます。

経験者の行動は
・「ポイントサイトに問い合わせた」が44.2%
・「サービス提供元に問い合わせた」が23.1%
・「いずれかに問い合わせた人」は61.5%

でした。

一方で
・「何もせず諦めた」が23.1%
・「条件を再確認して自分で対応した」が21.2%

SNSや口コミサイトに投稿した人はいませんでした。

問い合わせた方の結果は
・「特典が付与された」が72.0%
・「まだ結果待ち」が22.0%
・「回答がなかった・たらい回しにされた」が4.0%
・「付与されなかった(説明あり)」が2.0%

問い合わせれば多くは付与に至っており、諦めた4人に1人は本来受け取れた可能性があります。

5. 特典受取後の利用・解約

特典と利用の定着はジャンルで異なる

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)10

キャンペーン目的で申し込んだサービスの現在の利用状況は
・「メインで利用している」が34.3%
・「たまに利用している」が49.2%

で、8割以上が利用を続けています。

特典を受け取った後に離れている層(16.5%)の内訳は
・「ほとんど使わず放置」が8.8%
・「すでに解約・退会した」が6.7%
・「解約・退会する予定」が1.0%

でした。

ジャンル別では、
・通信キャリア乗り換えは78.9%がメイン利用
となり、特典が利用の定着に結びついています。

一方、
アプリ登録・招待コードはメイン利用が19.0%
にとどまり、
放置11.9%、解約済み16.7%
を合わせた28.6%が離れています。

クレジットカードは「たまに利用」が57.0%でサブカード化しています。
銀行口座(n=14)は解約はゼロですが放置が21.4%と高く、口座だけが残る傾向があります。

離反の主因は改悪より「最初から特典だけが目的だった」

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)11

放置・解約(予定)の理由は
・「特典を受け取れたので用が済んだ」が59.2%
で最も多く
・「使い方がわからない・使う機会がない」が22.4%
・「他社のほうがお得になった」が18.4%
・「年会費・手数料がかかる前に解約したい」が12.2%

と続きます。
・「還元率や条件が悪くなった(改悪)」は6.1%
で、離反の主因は改悪より「最初から特典だけが目的だった」ことにあります。

6. 改悪への反応と今後の行動

改悪での離反は18.2%

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)14

直近1年以内に還元率や特典の「改悪」を理由に解約・乗り換え・利用停止した人は18.2%(54人)でした。

ジャンル別では
・クレジットカード(6.7%)
・アプリ登録・招待コード(5.4%)
・通信キャリア(3.0%)
・ポイントサイト(2.7%)

の順で、申込経験者の多いジャンルほど多くなっています。

次に動く最低額は「5,000円以上」が最多

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)12

直近に申し込んだジャンルで、次に「申し込んでもよい」と思う特典の最低額は「5,000円以上」が24.9%で最多。
・「1,000円以上」は20.2%
・「3,000円以上」は18.5%
・「1,000円未満でも申し込む」は13.5%
・「10,000円以上」は12.1%

と続き、5,000円以上を求める人は合計で4割(40.4%)でした。
一方、「金額に関係なく当面は申し込まない」は7.4%でした。

ジャンル別に10,000円以上を求める割合を見ると、
・通信キャリア乗り換え(36.8%)
・クレジットカード(24.1%)
・銀行口座(21.4%)
・証券口座(21.1%)

が高く、
・QRコード決済(4.9%)
・アプリ登録(0.0%)

は低くなっています。
実際に受け取った特典額の分布とほぼ重なり、ジャンルごとの「相場」が次の期待値になっています。

申込側は「もらえる確実性」と「やめやすさ」を金額と同じくらい重視

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)13

特典額以外で申込を左右する条件は
・「条件が簡単(申込・登録だけで付与)」で74.1%
・「年会費・手数料が無料」で68.7%

とこの2つが大きな要因です。
・「解約しても不利益がない」が43.4%
・「運営会社の信頼性」が37.7%
・「付与条件が明確に書かれている」が37.7%
・「特典の付与が早い」が34.7%

と続きます。

申込側は「もらえる確実性」と「やめやすさ」を金額と同じくらい重視しています。

7. キャンペーンの利用規模

年間の特典獲得額は5,000〜30,000円が6割、申込は2〜3件が半数

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)15

直近2年以内にキャンペーン目的で申し込んだ件数は
・「2〜3件」が51.5%
で半数を占め
・「1件」26.9%
・「4〜5件」13.8%
・「6〜10件」4.7%
・「11件以上」3.0%。

と6件以上のヘビー層は7.7%にとどまります。

直近1年間にキャンペーン特典で得た金額(ポイント含む)は
・「5,000〜10,000円未満」で32.7%
・「10,000〜30,000円未満」で27.9%
・「5,000円未満」で25.9%。
・「30,000円以上」で9.8%、
・100,000円以上は0.3%(1人)

でした。
キャンペーン特典は大半の人にとって年間数千円〜数万円の規模であり、「稼ぐ」というより家計の補填に近い位置づけです。

特典依存は「ほぼ毎日」ポイ活をする層で75%

キャンペーン参加行動に関する実態調査(2026年9月)16

特典依存とポイ活の頻度との関係では、
・「ほぼ毎日」ポイ活をする層(n=168)は75.0%
と高く、
・年間30,000円以上を得た人は13.1%
・6件以上申し込んだ人は10.7%

でした。
「週に数回」層(n=86)ではそれぞれ72.1%、5.8%、3.5%
「月に数回」層(n=32)では56.2%、3.1%、6.2%
でした。

年代別の「特典がなければ申し込まなかった」は
・30代(75.3%)
・40代(72.5%)
・20代以下(71.4%)

で高く
・50代(64.0%)
・60代以上(53.8%、n=13)

では低くなります。

自由記述から:困った体験の引用

自由記述(297件)のうち、条件未達・未受取・付与の遅れを実際に経験した回答から、典型的なパターンを抜粋しました(原文のまま、一部省略)。

判定中の長期化・問い合わせの手間

モッピーにて、証券会社の口座開設キャンペーンを利用したところ、条件を達成したにもかかわらず、反映待ちにもなっていなかったため、困った。1ヶ月ほど待ってもならなかったため、モッピーに問い合わせたところ調査をすると言ってまた2ヶ月ほど待たされた

証券口座

ポイントサイト経由で現行口座を開設した際に条件を達成してもポイントが付与されず問い合わせたところ、半年が経っても何の連絡もなく不安だった

ポイントサイト案件

広告ブロックを入れてサービスを利用していたことが要因となって、ポイントの付与が遅れたことがあります。何度もポイントサイト経由で問い合わせをして、3ヶ月くらい経過してようやく付与されました

ポイントサイト案件

理由が分からないままの不付与

サイトに書かれている条件を確認して、その通りに申し込んでいるのに、結局ポイントはもらえませんでした。何が駄目だったのかも分からず、そのポイントサイトでは個別の判定には答えられないと書かれているのでどうする事も出来ず

ポイントサイト案件

ポイントサイト経由で通販サイトを利用したがポイントが付与されなかった。そこの通販サイトは利用判定されない場合も問い合わせ・調査不可となっており、自分が悪いのかポイントサイト側の問題なのか判断がつかないまま

ポイントサイト案件

細かい条件の見落とし

楽天証券のNISA口座を開設すると6000の楽天ポイントがもらえるキャンペーンがあり、(中略)期限内に合計4万円以上になるようにカード積立を行いましたが、今年の4月に4万円以上の約定が必要と小さく書いてあり

証券口座

動画アプリの招待キャンペーンに参加したんですけど、毎日チェックインするタスクをうっかり忘れてしまって、結局満額もらえなかった

アプリ登録・招待コード

無料で達成出来るという前提でリンクのあるゲームアプリなどで、実際にやってみるとアプリ側に何らかの課金をしなければ最後までは達成出来ない場合が何度かあります

ポイントサイト案件

失敗しないための自衛策

  • 「インストール時や成果達成時の時刻が分かるスクリーンショットなどを残すようにしています」
  • 「Wi-Fi経由だとダメ、ポップアップブロックアプリが有効だとダメ、同じブラウザじゃないとダメ、など条件が厳しいものは一つ一つ確認して」
  • 「問い合わせ方法がまずどこからなのか確認することが一番重要です。それがわからないサイトというのが結構ザラにある」
  • 「あまり欲張らずに高額な案件は受けないようにしている」

考察:調査結果から言えること

1. キャンペーンは「新規獲得」より「特典目的の申込」を集めている

申込の71.0%は特典がなければ申し込まなかった層で、放置・解約の理由の6割は「用が済んだ」でした。
ただし、特典を受け取った後も8割以上が利用を続けており、「特典だけ取ってすぐやめる」人は少数派です。
特典目的で入った人も、サービスに使い道があれば残ることがわかります。
通信キャリア乗り換えは特典依存が78.9%と高いのにメイン利用が78.9%という組み合わせで、特典が乗り換えの背中を押し、その後は定着する典型例と言えます。

2. 利用者の不満の中心は「条件の厳しさ」ではなく「付与の遅さと不透明さ」にある

条件未達は2.0%にとどまる一方、達成したのに未付与・判定中が7.1%、3か月を超えても受け取っていない人が16.8%いました。
自由記述でも「判定中のまま半年」「何が駄目だったのか分からない」という声が目立ち、申込を左右する条件でも「付与条件が明確」「付与が早い」が各約4割に挙がりました。
キャンペーンを設計する側にとって、付与時期と判定基準の開示は特典額と同じくらい集客に効く可能性があります。

3. ポイントサイト経由は入口として大きいが、トラブルも集中する

申込の37.7%がポイントサイト経由で、金融口座系では3人に1人から半数近くにのぼります。
一方、ポイントサイト案件は「達成したが未付与・判定中」12.1%、「付与されない・遅れた経験」34.8%と、いずれも全ジャンルで最も高くなっています。
広告主とポイントサイトの2段階の判定、Cookieや広告ブロックなどの技術的な条件が「利用者には見えにくい失敗要因」になっています。

4. ジャンルごとに「相場」があり、それが次の期待値になっている

実際に受け取った特典額と、次に申し込む最低額のジャンル別分布はほぼ重なります。
通信キャリアやクレジットカードは5,000〜10,000円以上、QRコード決済やアプリ登録は数百〜数千円で動きます。
相場を下回るキャンペーンは、特典依存層からは選ばれにくいと考えられます。

5. 「改悪」は離反の主因ではないが、経験者5人に1人の規模で起きている

放置・解約の理由として改悪を挙げた人は6.1%にとどまりますが、直近1年に改悪を理由に何らかのサービスをやめた人は18.2%いました。
利用者は改悪を見て黙って移動しており、SNSや口コミサイトへの投稿は付与トラブル時でもゼロでした。
声を上げない離反は事業者側からは見えにくいと言えます。

専門家の見解:ファイナンシャルプランナー 高橋禎美さんに聞く

調査結果を踏まえ、ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)の高橋禎美さんに5つの質問をしました。
Q1〜Q3はキャンペーンを利用する生活者向け、Q4・Q5はキャンペーンを設計・運用する企業向けの見解です。

Q1.特典目的の申込をどう評価するか(生活者向け)

質問:今回の調査では、申込者の71.0%が「特典がなければ申し込まなかった」と回答し、獲得した特典額は5,000円以上が42.8%でした。一方で、特典受取後も8割以上がサービスを継続利用しています。特典目的でのサービス申込について、家計管理の観点から「合理的な行動」と評価できる点と、注意が必要な点をそれぞれ教えてください。

気になっていたサービスを始めるきっかけに特典を活用することはお得であり、家計の上で合理的です。

一方、特典を得ることに注目していると、不要な契約や年会費等管理の手間が増える可能性もあります。
また、解約や休止の操作が難しいサイトも存在し問題になっています。

そのため、特典だけでサービスを始めるのではなく、特典がなくても欲しいサービスなのかを考えて検討すると良いでしょう。

家計管理では「得した金額」だけでなく、契約後の支出や管理負担まで含めて判断することが大切です。

Q2.ポイントサイト経由の申込をどう見るか(生活者向け)

質問:申込の入口はサービス公式サイトが44.4%、ポイントサイト経由が37.7%でした。ポイントサイト経由は特典を二重取りできる反面、付与トラブル率が34.8%と高い傾向が出ています。ポイントサイト経由で申し込む場合のメリットと、トラブルを避けるために押さえるべきポイントを教えてください。

ポイントサイトを経由することで公式キャンペーン特典とポイントを両方獲得できる場合もあり、公式サイトから申し込もうとしていたサービスならば、家計にとってメリットがあるといえます。
ただしポイントサイトには独自の獲得条件や付与時期が設定されており、申込前の確認が必要です。
キャンペーン画面や条件、申込完了メールなどはスクリーンショットを保存しておくと、ポイントが付与されなかった際にも役立ちます。
獲得できるポイントだけでなく、獲得条件を満たせているかまで確認して利用しましょう。

Q3.「申し込む価値がある特典」の見極め方(生活者向け)

質問:次にキャンペーンで申し込む際の最低特典額は「5,000円以上」が24.9%で最多、年間の獲得額は5,000〜30,000円が約6割でした。特典額だけで判断せず、年会費・維持コスト・解約条件・信用情報への影響(短期間のクレジットカード多重申込など)を含めて「申し込む価値がある」と判断する基準を、読者向けに整理して教えてください。

キャンペーンで付与される特典額が大きくても、年会費や手数料などの維持コストがかかれば、家計にとってメリットがあるとは限りません。
家計の上では特典額が維持コストを上回ることが大切です。
そのため申込前に、利用条件や解約条件まで確認しておく必要があります。

また、クレジットカードを短期間に特典目的に何枚も申し込むことは、信用情報機関に一定期間登録されるため、おすすめしません。
特典の魅力だけではなく、サービスの必要性や管理の手間、コストも含めて申込みの判断をするようにしましょう。

Q4.「付与の遅さ・不透明さ」への不満と、企業側が改善すべき運用(企業向け)

質問:条件未達で特典を受け取れなかった人は2.0%にとどまる一方、「条件を達成したのに付与されなかった」が7.1%、付与まで3か月超が16.8%、付与遅れの経験者は17.5%で、そのうち23.1%は問い合わせずに諦めていました。生活者の不満が「条件の厳しさ」より「付与の遅さと不透明さ」に集中している点について、その背景をどう見ますか。また、キャンペーンを運用する企業側は、条件の書き方・付与時期の明示・進捗確認の手段など、どこを見直すと利用者の信頼につながるか教えてください。

特典をきっかけにサービスの利用を始めた人は「特典は条件を満たせば受け取れるもの」と認識しています。
そのため、条件達成後に付与されなかったり、付与が遅かったりすると、金額以上に企業に対して不信感を持つことにつながります。

企業側は、対象となる条件はもちろん、対象外となるケースをできるだけ具体的に提示し、付与時期も明確にすることが大切です。
また、『条件達成済』『付与予定』など利用者が進捗を確認できる仕組みを設定できれば、利用者の不満や不信、問い合わせの軽減にもつながります。
特典の大きさも魅力ですが、安心して受け取れる仕組み、運用が企業への信頼を高めるのではないかと思います。

Q5.新規獲得のための特典と、定着のための施策のバランス(企業向け)

質問:今回の調査では、申込者の71.0%が「特典がなければ申し込まなかった」と答える一方、特典受取後も8割以上がサービスの利用を続けており、特典受取後に放置・解約した人は16.5%でした。つまり、入口では高額特典が申込を左右しますが、その後の継続はサービスそのものの使い勝手や、利用者の生活への馴染み方で決まっているとも読めます。生活者の家計行動を見てこられた立場から、企業が「新規獲得のための特典」と「継続してもらうための取り組み(日常利用でのポイント還元、手数料や条件の分かりやすさ、利用開始後のサポートなど)」に予算や労力をどう配分すべきか、また特典目的で入った利用者が「使い続ける理由」を持つために何が効くか、ご見解を教えてください。

特典は、自社のサービスを知ってもらう、また使ってもらうためのインセンティブとして有効です。
そのうえで、特典を受け取った後も継続して利用してもらうには、日常的に「使うメリット」を感じてもらうことが大切です。
企業としては新規獲得の特典だけに予算をかけるのではなく、利用継続中に得られる通常ポイント、利用額や期間に応じたボーナスポイント付与があると、このサービスを使い続けることが家計にとってもメリットがあると実感できると思います。
また、手数料の分かりやすさ、利用開始後のサポートも大切です。
特典目的だった利用者が定着するためには「特典で選ばれて、サービスの価値で使い続けてもらう」という観点が重要だと思います。

調査の限界と引用について

  • 回答者はクラウドソーシングの登録者で、副業・ポイ活に積極的な層に偏っています(週に数回以上ポイ活をする人が85.6%)。
    本調査の数値は日本の消費者全体ではなく、「キャンペーン目的で申し込んだ経験があるポイ活層」の行動として読む必要があります。
  • ジャンル別の集計は「最も最近の申込1件」に基づきます。
    証券口座(n=19)、通信キャリア乗り換え(n=19)、銀行口座(n=14)、ふるさと納税(n=10)はnが小さく、数ポイントの差は誤差の範囲に含まれます。
  • 「最も最近に申し込んだジャンル」の設問で「銀行口座」の選択肢が欠落していたため、銀行口座の集計は調査概要に記したルールで復元したものです。
  • 特典額や年間獲得額は回答者の申告(見込み含む)で、明細の確認は行っていません。
  • 「次に申し込んでもよい最低額」は複数選択で回収されたため、2つ以上選んだ回答(2.4%)は選んだうちの最低額を採用しました。

運営メディア「マネー大全」について

本調査では、キャンペーン目的の申込の37.7%がポイントサイト経由で、申込を左右する条件として「条件が簡単(74.1%)」「付与条件が明確に書かれている(37.7%)」が上位に挙がりました。
特典額にはジャンルごとの相場があり、その相場と付与条件を事前に比べることが、条件未達や付与の遅れを避ける近道になります。

当研究所を運営するポイ活・キャンペーン情報サイト『マネー大全』では、今回の調査対象と同じクレジットカード・証券口座・銀行口座・QRコード決済・アプリ登録などのジャンルについて、実施中のキャンペーンやクーポン情報を、特典額だけでなく特典額と付与条件を整理して掲載しています。

また、申込の入口として最も多かったポイントサイトについても、新規登録時に受け取れる特典や紹介コードを紹介しています。
公式サイトから直接申し込む前に「ポイントサイト経由の報酬と併用できるか」を確認したい方は、あわせてご覧ください。

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